倉庫を置くスペースには20cm以上の余裕が必要
庭に倉庫を設置する場合には、後ろや横に20cm以上の余裕が必要です。なぜなら、倉庫には屋根が付いている場合が多く、屋根は本体より大きいからです。本体の寸法ギリギリの設置場所では、屋根が塀や住宅に接触する可能性があります。また、倉庫の扉が引き戸であれば、倉庫正面のスペースは広めに確保する必要もあります。
給湯器などの近くには設置しない
倉庫を給湯器の近くに設置するのはおすすめできません。電気給湯器なら問題ありませんが、ガス給湯器から出る排ガスは倉庫の腐敗に繋がります。雨や紫外線の影響も受けるため、腐敗した部分が広がりやすく穴が開く場合があります。外の湿度が入りやすくなりカビが発生したり、虫が入ったりするのです。倉庫に保管してある物が使えなくなってしまうケースもあるので、倉庫の腐敗につながるガス給湯器のそばには設置しないようにしましょう。
日差しが強い場所なら断熱素材で作られた倉庫を選ぶ
倉庫の設置場所が日差しの強い場合や、中に収納する物が高温になると保存状態に影響するなら断熱素材で作られた倉庫を選びましょう。夏に日当たりが良い場所に設置された倉庫内は、50以上になります。収納するのが工具なら問題ありません。しかし、保存食や衣類などは高温になると劣化が早くなります。また、テントやレジャーシートと高温になる場所に長期間あると劣化が進み、撥水性が低下する可能性があります。断熱素材を用いた倉庫は、そうでない倉庫に比べ価格が高くなります。それでも、中に保管する物のために断熱性がある倉庫を選びましょう。
物流は物的流通の略で、供給側から需要側に向けて商品などの物資を移動させることを指します。移動の過程も含むため、物資の包装や保管も要素の一部になります。